どうも!皆さん、健康オタクのゆうです。
今回はストレスが解消されメンタルが安定する自然について紹介します。
「皆さんは、自然がメンタルに良いのをご存知ですか?」
森の中を歩いていると心が落ち着く
波の音を聞くと癒させる
小鳥のさえずりを耳にするとリラックスする
このように感じる方は多いとおもいます。
私も自然が好きで休みの日に公園や森の中でゆっくりしています笑
そこで今回は自然がなぜメンタルやストレス解消に良いのかを紹介します。
それでは詳しく見ていきましょう。
人間には自然への欲望が脳に備わっている
まず人間の脳には自然との触れ合いを求める欲望が備わっています。
緑に囲まれた公園でホッとした気持ちを味わったり、テレビで壮大な自然の光景を見て感動を覚えたりした経験は誰にでもあると思います。
これは、私たちの中に備わっている自然への欲望が起動しているからです。
この自然への欲求は1980年代にハーバード大学のE.O.ウィルソンが提唱したもので数々のデータで裏付けされています。
代表的なのは、イギリスのダービー大学が2016年に手がけたメタ分析で自然とメンタルについて871人分のデータを解析しました。
その結果「自然と触れ合うと副交感神経が活性化して一気にストレスが減る。その効果量は0.71」という結論でした。
副交感神経は私たちのストレスをコントロールする人体の機能で、これが活性化するほど体はリラックス状態に入ります。
たんに自然との接触回数を増やすだけでも大きくストレスが減ることが研究ではっきりしています。
この結果に出てきた効果量とは1が最大と考えて「自然との触れ合いにどれだけのストレス解消効果があるのか?」を示した指標になります。
0.71というのはかなりの好成績で、呼吸法や運動する事でストレス解消させることよりも良い数字になります。
呼吸法の記事です。手軽にできるストレス対策なので参考にしてください。
自然と触れ合うということは科学が認めた最強ストレス対策の1つといえるのです。
ストレスを感じた時は自然と触れ合う習慣をつけましょう。
ストレスを改善してくれる運動です。参考にしてください。
都会で暮らすほどメンタルが病みやすくなる
次は都会で暮らすとメンタルが病みやすくなるです。
たしかに都会で暮らしている人ほど病んでいる人が多い気がします。
私たち人類の祖先は、数百万年におよぶ歴史の中を、豊かな自然の中で過ごしてきました。
数十万世帯にわたって広大なサバンナや深い森で暮らすうちに、人間の脳は動植物に囲まれた環境に適応してきました。にもかかわらず、現代の社会からは自然が大きく失われています。
そのため、私たちの脳はコンクリートのビルや電子機器といった「古代には存在しなかったもの」へ本能的な警戒心を抱き、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいくのです。
事実、近年の研究では、都市部の住民ほどメンタルが悪化しやすいことが分かっています。
60代以上の高齢者を調べたマックス・プランク研究所の実験では、周囲の半径1キロを森に囲まれたエリアに住んでいる人ほど脳の扁桃体が安定して働く傾向がありました。
扁桃体は人間の感情をコントロールする場所で、この機能が正しくはたらく人ほどネガティブな感情に振り回されにくくなります。
研究チームはこう言ってます。
「田舎よりも珍しい体験が多いため、脳にもポジティブな影響が出そうに思われがちだ。しかし、実際には都市部での暮らしは慢性的なストレスでメンタルを悪化されてしまう。ある研究によれば、都市部での統合失調症や不安障害の発生率は、都市化が進んでいないエリアに比べて56%も多い」
だからといって「森の奥のほうで仙人ように暮らそう!」と言われてもに暮らせるはずがありません。
毎日の暮らしの中に少しずつ「自然」をとりいれるだけでも効果があります。
なので、毎日の生活に自然をプラスしていきましょう。
セルフコントロールが身につく瞑想です。参考にしてください。
自然を取り入れて健康になろう
今回は自然を生活に取り入れることでメンタルやストレスが改善するということを紹介しました。最後にまとめます。
自然に触れ合っていたいという欲求が人間には備わっている
自然と触れ合うことは呼吸法や運動をするよりストレスに効果的
都会に住むほどメンタルが病むので日々の生活に自然を取り入れよう。
です。
周りを見渡せばちょっとした自然は必ずあると思います。メンタルが病んできたら自然と触れ合ってみましょう。
次回は一番身近に自然を感じられてなおかつ健康にしてくれる太陽について紹介したいと思います。次回もお楽しみに!
今回、参考にさしてもらった本です。
ストレスに悩んでいる方は、必読です!