どうも!皆さん、健康オタクのゆうです!
前回の記事で疲れとはなんぞや!という事を紹介しました。
疲れとは、筋肉と神経を使いすぎたりして不具合がおこり発生します。
とくに体の歪みで神経の司令が正常に働くなると体に負担がかかり疲れてしまうとお伝えしました。
そこで今回は体の歪みを直して疲れない体を手に入れることができるスタンフォード大学が推奨する腹圧呼吸法(IAP呼吸法)を紹介したいと思います。
それではみていきましょう。
スタンフォード大学が推奨するIAP呼吸法
IAP呼吸法とはintra abdominal pressureの略で、日本語に略すと「腹腔内圧(腹圧)」といいます。
スタンフォード大学では選手のメンテナンスを
行う際マッサージ、ストレッチ、鍼灸、断熱療法など様々アプローチで試みるようなのですが、共通して用いられるのが「IAP呼吸法」です。
疲れている選手、怪我やリハビリ中の選手、慢性的な痛みがある選手に必ず「IAP呼吸法」を行いながらメンテナンスをします。
ケガで縮んだ筋肉をゆっくり伸ばすときなど「IAP呼吸法」を併用しながら行うと効果が増大します。
IAP呼吸法の特徴は息を吸うときも吐くときも、お腹の中の圧力を高めてお腹周りを固くする呼吸方法で、お腹周りを固くしたまま息を吐ききるのが特徴になります。
YouTubeに動画が挙げられていたのでのせときます。参考にしてください。
人体の構造上「お腹を膨らませると」疲れにくい
IAP呼吸法をする事でお腹の中の圧力が高まります。
その結果、体幹と脊柱という体の中心が支えられることで体が安定し、無理のない姿勢を保つことができます。
そうして体の中心を正しい状態でキープすることで、中枢神経の指令の通りがよくなって体の各部と脳神経がうまく連携し、余分な負荷が減るということになります。
IAP呼吸法は体の土台を作ってくれるんですね。
ストレスを減らす呼吸法はこちら!
IAP呼吸法のメリット
「IAP呼吸法」を実践すると次のような効果が期待できます。
- 腹圧が高まることで、体の中心(体幹と脊柱)がしっかり安定する
- 体幹と脊柱が安定すると、正しい姿勢になる
- 正しい姿勢になると、中枢神経と体の連携がスムーズになる
- 中枢神経と体の連携がスムーズになると、体が「ベストポジション」(体の各パーツが本来あるべきところにきちんとある状態)になる
- 体が「ベストポジション」になると、無理な動きがなくなる
- 無理な動きがなくなると、体のパフォーマンスレベルが上がり、疲れやケガも防げる
IAP呼吸法をくり返せば、体の中心が安定した正しい姿勢を、脳にしっかり覚えこませることができます。
仮に、疲れて体のベストポジションが崩れても、IAP呼吸法をすれば再び体の中心がしっかり定まるので、体はまた正しい姿勢の「ベストポジション」に戻りやすくなります。
このように、体のバランスというのは疲れと大いに関係する要素になります。
逆にいうと、体が歪んで姿勢が悪くなり、それが定着してしまうと「肩をかばって腰の筋肉を使う」ということになり、ちょっとした動きにも、常に余計な負荷がかかるようになります。
これが慢性化すると、限られたエネルギーを無駄に消耗する「疲れやすい体」になってしまいまうのです。
それを防ぐためにもIAP呼吸法で体のバランスをキープしていきましょう。
疲れない体になるためには運動も大切です。心拍数を上げて若さを取り戻せるHIITはこちら!
IAP呼吸法で健康を手に入れる
今回は疲れない体にする腹圧呼吸法(IAP呼吸法)を紹介しました。
最後にまとめます。
- 疲れは筋肉と神経の使いすぎや不具合からおきる
- 神経の不具合を治してくれるのがスタンフォード大学が推奨するIAP呼吸法
- 筋トレやストレッチなどと一緒に行うと効果が倍増する
- IAP呼吸法を続ければ体の部位が本来あるべきところに戻り姿勢を良くしてくれる。
- 姿勢が良くなれば歪みがなくなり疲れにくい体になる
今私もIAP呼吸法を実践しているのですが立ち仕事による毎日の足の疲れがだいぶ軽減されて夜、足がつることがなくなりました。
これは体の歪みが解消されて負担が減ったからだと思います。
個人的には、かなり効果を実感しています。
よかったらやってみてください。
次回は疲労を回復させる入浴術を紹介します。次回もお楽しみに!
今回の参考文献です。
疲れない体を作りたい方は、必読です!