皆さん!こんにちは!最近質の良い睡眠を心がけているおかげで体も心も絶好調な私です笑
前の記事で良い睡眠をするには寝始めの90分が最も大切と紹介しました。
そこで今回はこの90分の睡眠ゴールデンタイムを手に入れたるとことで起こる三大メリットを紹介したいとおもいます。
それではみていきましょう。
寝ているだけで自律神経が整う
入眠して眠りが深まっていくとき、交感神経の活動が弱まり、副交感神経優位になります。
「活動時は交感神経、休息時は副交感神経」という自律神経の役割交代がスムーズに進むと、脳と体もリラックスし、しっかり休息を取ることができます。
自律神経は呼吸、体温、心臓や胃腸の働きなど、生命を維持するために欠かせないのです。
自律神経の不調は体ばかりか心の病気の原因にもなってしまいます。
頭痛、ストレス、疲労感、イライラ、肩こり、冷え性など、「なんとなく調子が悪い」という違和感の根っこには、自律神経の乱れがある
ことが多いのです。
自律神経を整えるには「黄金の90分をしっかり眠る」というのが最高の方法になります。
グロースホルモンが分泌する
生物の体はすべて、24時間前後で1周する「固体の体内時計」をもっています。
このリズムが「サーカディアンリズム(概日リズム)」と呼ばれているもので、実際には地球の自転に合わせて「24時間(日内リズム)」で動いています。
人間の体内時計は24時間よりも長いのですが、健康な人で有れば地球のリズムである「24時間周期」に日々軌道修正されており、多くのホルモンもこの日内の影響下にあります。
しかし、グロースホルモンの場合、日内リズムの影響も受けはするものの、その分泌量は圧倒的にノンレム睡眠の質に依存しています。
グロースホルモンは第1周期のノンレム睡眠時に際立って多く(70〜80%)分泌される特殊なホルモンで、「いつもなら寝ている時間」に起きているとまったく分泌されないのです。
グロースホルモンは子供の成長にかかわっているが、若者や幼少期だけのものではありません。量は減るものの、老人になっても分泌します。
成人のグロースホルモンは、細胞の成長や新陳代謝促進、皮膚の柔軟性アップや、アンチエイジングの役割も果たすとされています。
生き生きと活動するためには、ぜひ味方につけておきたいホルモンです。
最初の90分で一番深いノンレム睡眠が出現しないと、グロースホルモンの分泌はほとんどなくなってしまいます。
しかし、最初の90分を深く眠れば、グロースホルモンの80%近くは確保できることになります。
仮に5時間睡眠で起きなくてならなくても、最初の90分をしっかりと眠れば、少なくともグロースホルモンの全体量はさほど減らさずにすみます。
脳のコンディションが良くなる
質の良い眠りには、ノンレム睡眠だけではなく、レム睡眠も欠かせません。
たとえばうつ病患者には最初の深いノンレム睡眠が十分でなく、レム睡眠がとても早く出現します。
また、日中何度も突然眠ってしまうナルコレプシー患者は、入眠時にいきなりレム睡眠が出現し、これが「金縛り発作」や「脱力発作」の原因になります。
抗うつ薬の多くは「レム睡眠抑制」の作用があり、ナルコレプシー患者の「脱力発作予防」に用いられています。
そうしていったん病状が改善し、最初の深いノンレム睡眠が整うと、レム睡眠も整い、黄金の90分へと近づいていきます。
その結果、全体のスリープサイクルも整うことがわかっています。
このことから「黄金の90分には、脳のコンディションを整える働きがある」「脳のコンディションが黄金の90分に反映される」ということになります。
どうやったら黄金の90分が手に入るのか
ではどうやったら黄金の90分が手に入るのでしょうか?
それは答えはとてもシンプルです。
- 毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる
- ベッドに入るのは日付が変わる前。できれば23時くらい。
これが黄金の90分を手に入れる方法です。
規則正しい生活が質の良い睡眠を手に入れることができるのですね。
睡眠の黄金の最初の90分を手に入れて健康になろう
今回は睡眠の最初の90分が黄金の睡眠になる3大メリットを紹介しました。
最後にまとめます。
- 黄金90分は自律神経を整えて体の不調を治してくれる
- 黄金の90分を手に入れるには日付が変わる前にベッドに入り、同じ時間に寝て同じ時間に起きる
です。
睡眠の黄金の90分が私たちの体に良い影響をもたらしてくれます。
規則正しい生活を心がけるだけで心も体も健康になります。黄金の90分を得るために挑戦してみてください。
次回は朝方に寝ることの残念すぎる結果を紹介します。次回もお楽しみに!