どうも!皆さん、健康オタクのゆうです!
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
今回はダイエットに失敗しない心得。
今年こそはダイエットに成功するぞ!
と思い結局失敗してしまう。
太ってしまう習慣をつけてしまうとなかなか変えれないものです。
でも人間の習性をちょっと理解するだけでも成功率がぐんっと上がることがわかっています。
そこで今回はダイエットに失敗しない心得を紹介したいとおもいます。
それではみていきましょう。
目次
人間の恐るべき習性
誰もが一度や二度は計画倒れを経験したことがあると思います。
そのほとんどの理由は「どうにでもなれ効果」によるものです。
たとえば、よく、15分や30分刻みで1日のスケジュールを立てる人がいますが、これはとても失敗しやすいやり方です。
なぜなら、何通ものメールの返信を15分で送ろうとしているときに、別の連絡が入ってしまい終わらせることが出来なくなったとします。
その時点で「今日はこの15分を取り戻せないから、もうどうにでもなれ」と思ってしまうことが多いからです。
人間というものは面白いもので、一つのことに失敗すると、本来の目的のこととは真逆のことをやるようになります。
そして誘惑に弱くなり、
「どうせ失敗だから、もう今日はやらなくていいや」
「明日からやろう」
となっていきます。
これは、今日は朝起きたら歴史を15分やって、国語は15分やって・・・というように、線密な計画を立てるタイプの人におこりがちだといえます。
あるいは、ダイエットをしている人が、
「今日は絶対、甘いものを食べない!」
と思っていたのに、一口だけ甘いものを食べた瞬間に、
「あっ!いま甘いものを食べちゃったから、もう今日はどうでもいいや。何でも食べていい日にしてしまおう!」
となって、カロリーの高いものを食べたり、夜中にラーメンを食べに行ったりするようになります。
このように、小さなミスとか小さな例外によって自制心が崩壊し、計画倒れになることを、「どうにでもなれ効果」とよんでいます。
これが起こると、そのあとには自分を責めることになってしまいます。
自分を責めることによって、「自分はなんてダメ人間なんだ!」と思い、自分からストレスを高めていき、その結果、計画倒れにつながっていくわけです。
自分を責めることさえなければ、たとえばダイエットを1日や2日休んでも、その習慣が途切れることはありません。
神様ではないのですから、できないときは誰にだってあります。
だから自分はダメ人間だと思う必要はありません。
大事なのは、「どうにでもなれ効果」を防ぐことです。
計画を立てて計画通りにいかないことなんて、いくらでもあります。
この世の中は計画どおりに進むことの方が少ないのです。
ですから、まず計画を立てた上で「どうにでもなれ効果」が起こりやすいことを頭に置いて、それを防ぐためにはどうすればいいかを勉強しておくのが大切になります。
体脂肪を落としやすくする運動です。参考にしてください。
どうにでもなれ効果を防ぐには
この「どうにでもなれ効果」は、実は起こりやすい条件が決まっているので、その条件を理解すれば、十分防ぐことができます。
その条件とは、次の二つです。
1.短期目標しか持っていない
たとえば、「今日は筋トレをしよう」「今日は甘いものを食べない」「今日だけはストレッチをしよう」というような短期目標しか持っていない場合に、人は誘惑に弱くなります。
それに対して、具体的な行動に落とし込めるような長期的な目標をもっている人は、簡単に誘惑に負けることはありません。
たとえば
「来年までに58Kgまで体重を落とす!」
「来年の夏にはをシックスパックにしてみせる!」
という長期の目標をもっている人は大丈夫です。
短期目標しかないと、「どうにでもなれ効果」が起こりやすいので、誘惑に負けそうになったときは「来年までに58kgにするんだ」と長期的な目標を思い出してみることがとても大切です。
2.「やめる」という目標を立てたとき
二つ目は、何かを「やめる」という目標を立てたときです。
こういう場合に、「どうにでもなれ効果」がおこりやすいのです。
たとえば、「今日は甘いものをとらないぞ」「今日はYouTubeをみないでランニングするぞ」という目標を立てたとします。
じつは、甘いものを食べない、脂肪分は少なめ、脂っこいものは食べないといった「しない目標」というのは、達成する確率がめちゃくちゃ低くなるため、「やめる」という目標はすごく達成しにくくなります。
これは、「黄色のペンギンについて考えて下さい」とおなじです。
あるいは、有名なシロクマ実験があります。
「シロクマについて考えないで下さい」と言われると、余計にシロクマのことを考えるようになるのと同じで、人間は「やめる」という目標を立てると、どうしてもやめるものを頭で連想してしまうため、誘惑に弱くなり、「どうにでもなれ効果」が起こりやすくなります。
ちょっとお菓子を食べただけで、「あー、もういいわ。食べないという目標は達成できなかったから、もう終わりだ!もう好きなだけ食べてやる」となりやすいのです。
ですから、「短期目標」と「やめる目標」には気を付けて目標を立てましょう。
ダイエットにはカロリー制限を気にしないプチ断食がオススメです。こちらも参考にしてみてください。
ダイエットに失敗しないように完璧主義を捨てる
一つの場面やカテゴリーで、「どうにでもなれ効果」が起こると、別のシチュエーションでも「どうにでもなれ効果」が起こりやすくなります。
たとえば、「ダイエット中は甘いものを食べない」という目標を立てている人が、誘惑に負けて甘いものをひと口食べてしまい、「どうにでもなれ効果」が起こったとします。
そんなとき、「もういいや、いっぱいチョコレートをたべてしまえ!」となると、同時に「お金を貯めようと思ったけど、もういいから使ってしまおう!」となります。
つまり、「どうにでもなれ効果」が起こると、他のカテゴリーでも起こるわけです。
ですから、甘い物の誘惑に負けることによって、お金を使ってしまう、仕事もサボってしまう、ということになりかねないのです。
では具体的にどうすればいいのでしょうか。
先ほどお話しした、起こりやすい条件を裏返してを考えればいいのです。
2つ挙げておきましょう。
1.短期目標を長期目標に切り替える
もちろん短期目標がダメだというわけではありません。
たとえば、痩せるために、今月1ヶ月は炭水化物をとらないようにしようというのは、べつに問題ありません。
でも、その先に何があるかというと、「1年後に海に行ったときに、バキバキの肉体でモテよう」というふうに決めておくわけです。
こうすると長期の目標があるから、今の短期の目標で誘惑に弱くなることはなくなります。
2.「やめる目標」を「やる目標」にかえる
つまり、「これをやめるかわりに、これをする」あるいは「これをしたいとおもうから、かわりにこの行動をとる」という代替行動を決めておくわけです。
たとえば、「炭水化物のかわりに野菜を食べる」「お菓子のかわりにナッツを食べる」というふうに、新しい条件づけをつくっておくことが大切です。
このように、「かわりの行動をとる」を目標に入れて何かをすると、「しない」よりもきちんとできる可能性が高くなります。
代替行動を決めておくのは、いいテクニックです。
もちろん、簡単なものばかりではありません。
「会社に行かないかわりにどうしたらいいだろう?」
というのは難しくおもいます。
そういう場合は、朝会社にいきたくない!と思ったら、そのかわりに、とりあえず布団から出てみるのもいいとおもいます。
あるいは、とりあえず犬にご飯だけあげてみましょう。
ジムに行きたくないなぁと思ったら、とりあえずウエアだけ玄関に持っていくのもありです。
そんなふうに、自分にとって簡単な行動に置き換えていくわけです。
そうすると行動することで、やる気が出やすくなり、「どうにでもなれ効果」を防げるようになるので、ぜひ試してみてください。
代替行動で、失敗する人には、完璧主義の人が多く、代替行動がすごく大変な行動になっています。
たとえば、「甘い物を食べたいと思ったら、甘い物をいっさいとらないかわりに、健康的な食事を心がける!」とか「甘い物をとらないかわりに野菜を800g食べる!」といったように。
代替する部分は自分のできる範囲で設定してみましょう。
習慣をつくるにはイフゼンプランニングが最適です。こちらも参考にしてみてください。
自分をコントロールして健康を手に入れよう
今回はダイエットに失敗しない心得を紹介しました。最後にまとめます。
- どうにでもなれ効果が計画倒れを引き起こす
- どうにでもなれ効果を防ぐには短期目標と長期目標を設定する
- どうにでもなれ効果を防ぐにはやめる目標をやる目標にする。代替行動を設定する
- 完璧主義になりすぎると計画が失敗してしまう可能性が限りなく高くなる
です。
ダイエットだけでじゃなく、色んなことに言えることだとおもいます。
人間の習性を理解してうまく付き合っていきましょう。
次回は太ると脳は痩せるという恐ろしい事実を紹介します。次回もお楽しみに!
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